「体験していない戦争の記憶を継承するシリーズ」として、宜野湾市のプリティちえさんに、お母様の戦争体験のことをお話しいただきました。渡嘉敷島から親元を離れて、那覇の首里高等女学校で学んでいたお母様は、瑞泉学徒隊として沖縄戦に動員されました。なんとか戦争を生き延びたものの、その間渡嘉敷島のご両親(ちえさんの祖父母)は、"集団自決"で亡くなっていたのです。教師になったちえさんは、世界の人たちに沖縄戦の悲惨さを伝えるため絵本を作ります。