

怒りを変容させるために重要なのは、「相手も苦しんでいる」という気づきを保ち続けること。もうひとつは、「幸せであることの自覚」です。そのためにマインドフルネスは重要なのです。今回は生活に取り入れやすいマインドフルネスを紹介します。


大切なパートナーと喧嘩してしまった時。この怒りの泥沼を抜けて、より高い信頼と尊敬に変えていくために取るべき行動は?ベトナムの禅僧ティク・ナット・ハン師の言葉を紹介します。


苦しみを生み出す「怒り」。ベトナムの禅僧ティクナットハン師によれば、生ゴミのようなそんな感情も愛という花を咲かせるための堆肥になりうると言います。鍵を握るのは「マインドフルネス」。師はどんな方法を語ったのでしょうか?


全ての声、葛藤、感情や夢、その場に起きる偶然の出来事、これらの要素全てを大切にするディープデモクラシー。全てを浮かび上がらせることでタオ(道)がどこへ向かうのか?気づき=アウェアネスが鍵を握っています。その実例を紹介します。


数々の対立を扱い、時に劇的な解決を見せてきたアーノルド・ミンデルのオープンフォーラム。その背後には「ディープデモクラシー」という彼独特の哲学と方法論がありました。








デヴィッド・I・ローム著「マインドフル・フォーカシング」の中にとてもいい詩を見つけたので紹介します。これを感じることがそのままフェルトセンスを感じるレッスンになっています。


知恵の源泉とも言われるフェルトセンスに触れることで新鮮な「気づき」を得られる。ジェンドリンの発見は瞑想の考え方と親和性が高いです。では、どうやったらフェルトセンスを感じられる?この本から分かりやすいヒントを紹介します。


フォーカシングの出発点、フェルトセンスを著者のロームさんは「知恵の源泉」だと言います。これに触れることによって、人生の長期間にわたる行き詰まりをも脱することができると言います。では、フェルトセンスとは何なのでしょう?どうやって触れたらいいのでしょうか?それについてお話します。


曖昧ながらもなんだか胸の中にモヤモヤと疼く感じがある。こんな覚えありますよね?心理学者/哲学者のユージン・ジェンドリンはこれを「フェルトセンス」と呼び、自分の内側から発せられる正直なシグナルとして信頼しました。そこから編み出されたフォーカシングは自己理解するための画期的な考え方でした。


ユージン・ジェンドリンの創始したフォーカシング理論を直接学んだ第一人者、池見陽さん。今回はその中でも心の整理法として有用な、「クリアリング ア スペース」を紹介します。


夢と身体の双方に表出しようとするもの、実体として現れる前のエッセンスのようなものをA・ミンデルは「ドリームボディ」と名付けました。前回お伝えした不思議体験の背後にある理論とは?


アーノルド・ミンデルの始めたプロセスワーク心理学の入門講座を受けてみました。今回は、取り急ぎフリートークで、そこで起こった不思議な体験をシェアします。僕、身体の痛みと”対話”したんです。


自分が深いトランス状態にあることをイメージしてみると、ミンデルの行っているコーマワークが非常に頼もしいものに思えてきます。人生の終わりには何があるのか?「昏睡状態の人と対話する」最終回です。


人生の最後に人は何を経験するのか?数々の事例に関わってきた経験から、A・ミンデル博士は「人は死の間際に命の秘密を開示され、マジカルな鍵を渡される」と考えるようになりました。ピーターの事例は特に鮮烈です。


白血病により死に直面したピーターと、彼の人生の終わりをケアすべく呼ばれた心理学者アーノルド・ミンデル。二人はこれからの人生と「夢」について対話を始めます。程なく危篤状態に陥ったピーター。彼は奇跡を起こします。


昏睡状態、意識のない状態の人は何も感じていないのでしょうか?ミンデルは独自のコンタクト方法で、ほぼ全ての昏睡状態の人から何らかの反応を受け取ったといいます。なかには起き上がって話し出す人もいて、その話は神秘的としか言いようのないものでした。この本は、昏睡状態の人とのコンタクト方法から、死とは何か?までを考察する驚きの1冊です。


アーノルド・ミンデルの創始したプロセスワーク心理学。その弟子のひとり、ジュリー・ダイヤモンドの著者「プロセスワーク心理学入門」から、アーティストになりたい願望を持つ女性とのワークを紹介。


「対立を扱う達人」と言われるアーノルド・ミンデル。彼の築いたプロセスワーク心理学は老荘思想や禅の考えも採り入れて、スピリチュアルな感じもします。一体どうやって対立を解決するのでしょう?またこの本で語られるリーダーシップとはどんなものでしょう?


物理学からユング派の心理学に転向した異色の心理学者アーノルド・ミンデル。対立を扱う達人、と言われる彼の思想は、老荘思想や禅、武道、物理学までも取り込んだとてもユニークなものです。


70歳を過ぎたロジャーズは、かつてないほどセックスに興味を持ち始め、病院の妻を置いて複数の女性と恋愛していた!(諸富祥彦 著「カール・ロジャーズ~カウンセリングの原点」より)。地獄のような話に僕は取り憑かれてしまい、数日鬱々としてしまいました。しかし、やがて別の側面が見えて来ました。これは単にロジャーズの人生の話ではなく、僕やあなたの話でもあるんです。


大きな反響を呼んだロジャーズの論文「治療的人格変化の必要十分条件」でしたが、その同じ年に、「セラピーの効かないケースがある」という論文が、ロジャーズの同じ研究チーム内から発表されます。内輪からの反証に激怒し、騒然とするチーム内で、ロジャーズとジェンドリンのとった行動は?


傾聴の父、カール・ロジャーズの生涯を辿ります。彼の思想はその経験と深く関わっています。徹底して「自分自身」を生きよ、という思想はどこから来たのか?今回は前編です。


ロジャーズは、クライアント中心のセラピーで築き上げた理論を、より大きな世界へ持ち込んで社会を変革していこうとします。「静かなる革命」の始まりです。中でも紛争解決への取り組みについてお話します。


ロジャーズのカウンセリングは、つまるところ「深い傾聴」です。それは、魂の交流と言えるレベルのものです。しかしその方法は、専門的な知識を必ずしも必要としません。重要なのは関わり方。つまり、僕やあなたにもできるんです。


傾聴の元祖とも言われるカール・ロジャーズ。温厚で、慈父のようなイメージとは裏腹に、その思想は過激なまでに、「真に自分らしく自由に生きること」を尊重していました。静かな革命家、カール・ロジャーズを解き明かした諸富さんの本を紹介します。


娘に勧められて「ぼく モグラ キツネ 馬」という絵本を読みました。子供と会話のきっかけになれば、くらいの気持ちで読んでみたら、驚くべき本でした。そこから現在進行中の戦争についても考えてしまいました。


信用を得ると、その人の影響力は増します。そんな人に勧められたらついモノを買ってしまいます。やり手のウェイターが、巧みにお客さんから信用を引き出したその方法とは?