【Google Bardさんに聞いてみた!】「パナの新型炊飯器、先行体験倍率50倍」について
MAY 22, 2023
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パナの新型炊飯器、先行体験倍率50倍
遠隔操作で水・コメ自動計量

日経MJ
2023/5/14 0:00

パナソニックが開発した新型炊飯器が消費者の注目を集めている。スマホアプリを操作して外出先から希望する炊飯量を指定すると水とコメの量を自動計量し、おひつを兼ねた内釜に投入する。炊き上がりの時刻も選べる。独身や共働きの夫婦世帯などを主な対象に想定し、炊飯器市場に新風を起こしている。

「こういうの待ってたんだよ」――。パナソニックの「自動計量IH炊飯器」について触れたツイッター上のコメントが5万以上の「いいね」を集めた。投稿されたのは2022年11月16日。同炊飯器の先行体験の募集を始めた翌日のことだ。価格は4万6000円と炊飯器としては安くはないが、200人の募集に対し1カ月強で約1万件の申し込みが殺到し、倍率は50倍に達した。当選した200人はモニターではない。きちんと代金を払って、炊飯器を購入する。

見た目はまるでコーヒーメーカー。新型炊飯器は2キログラムのコメタンクと600ミリリットルの水タンクを備え、炊飯量は0.5合から2合まで0.25合刻みで設定できる。外出先から炊き上がり時刻を指定できるほか、飲み会が入るなどした場合も時刻を変えたり炊飯をストップしたりできる。好みに応じてご飯の硬さを変えることも可能だ。内釜はおひつのように取り出して、食卓に並べることができる。

売り方も新しい。少数の消費者に先行して製品を体験してもらい、使ってみた感想をフィードバックする「Future Star Program」の第1弾にあたる。一般発売の時期は未定だが、5月以降、体験者にインタビューを行い、得られた声を使い勝手の向上などに生かしていきたい考えだ。

パナソニックの品田正弘社長はいたずらに機能を増やさない「引き算の発想」を重視し、「本当の意味で新しい価値を生む新家電を作ろう」と社内に発破をかけている。パナソニックの家電が「新しい価値」を生み出すことができるか、新型炊飯器はその試金石となる。
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